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#19-01 定方向回転雲台

【概要】
建設会社から依頼されたトンネル内リモートコントロール重機設置用定方向回転雲台の試作機。

重機をリモートコントロールする為の平面アンテナ2台(制御用と画像用)を取り付けた雲台。決まった方向に自動で水平回転する。回転スピード360°/5秒、回転角度±90°の仕様を満たすように作られた。

雲台から伸びているポールに取り付けられたアンテナは重機が旋回しても常にトンネル入り口のオペレーターの方向に自動回転する。これにより電波が途切れることなく操作が可能となる。

短いトンネルではアンテナ方向はそれほどシビアではないが、トンネルは800mを想定しているので、アンテナの向きは重要になってくる。

アンテナ2個合わせて7kg相当の重量を想定して、モーター選定と機構部を設計している。

回転動作はジャイロセンサーと磁気センサーを組み合わせて制御している。