【概要】
横浜市水道局より依頼された水道の体感型取替工事模型。
イベントで子供達に水道事業を分かりやすく説明できるよう作られた。
1200×600mmの大きさの一連模型。
水道管を取替る工事は⓵試掘、⓶新設、⓷付け替え、⓸撤去、⓹舗装という工程があり、それぞれ土を掘って埋めるという作業を繰り返す。この工程をパネルを外すことで土を掘ったように見立て、新旧の水道管の付け替えをさせて分かりやすく説明できる模型になっている。
こちらは場面模型。
工事の工程ごとの模型で、側面には地中の様子がわかる断面を表示し、地上には工程ごとの工事車両を配置している。
前面パネル、左右側面パネルは透明になっているので、地中の中の様子が分かる。グレーの管は既存管、水色の管は新規管。右側上にある緑の管はガス管、下のオレンジの管は下水管を表す。
試掘はパネル内と上面の合わせて3箇所に設けられたヒンジ式の小窓を開けることで表現している。
一度パネルを外して戻す時は、仮舗装を表現するため、パネルを裏に返して濃いグレーにする。
工事工程で2回ほど断水するが、その時は家やビルに貼られたニコニコマークと困ったマークを回転して表示を切り替える。
各地のイベントに持ち運びができるよう模型の後ろ側は外した家やビル、樹木、水道管が収納できる収納スペースになっている。